【倉敷市】外壁塗装、屋根塗装の塗り回数についてBLOG
倉敷市地域密着52年屋根工事・外壁塗装専門ショールーム住彩(すまいろう)です😊
外壁塗装や屋根塗装は美観を取り戻すためだけではなく、建物の防水性や耐久性を回復させるためにも定期的な塗り替えをすることが重要です。
しかし、ただ塗るだけでは塗料の耐久性を確保することができません。塗料や下地によって各メーカーが指定する塗り回数や工程を守ることで、塗料が本来持っている性能を発揮することができるのです。
では、基本的に何度塗ればよいのでしょうか?今回のブログでは、塗料の塗り回数について詳しく解説していきます。
メーカーの標準仕様は3回塗りが基本
外壁塗装や屋根塗装は、一般的に下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りがメーカーの標準仕様となっております。塗料メーカーによっては下塗り+上塗り2回と明記されることもありますが、工程は同じです。
下塗り・中塗り・上塗りの目的
下塗りの目的
- 上塗り塗料の密着性を高める
- 下地の吸い込みを抑える
- 塗装面を整える
の3つです。
下塗りをしっかりおこなうことで、中塗り塗料、上塗り塗料の密着性を高めて剥がれにくくしたり、下塗り材で塗装面の下地の染み込みを防止することで十分な塗膜を形成することができます。また、仕上りを綺麗にするために下地を調整するものもございます。
中塗りの目的
中塗りは、塗膜の厚さをしっかりと形成するため、外壁を保護するためにも重要な工程です。塗装の厚みが足りないと、外壁が紫外線や雨風の影響を受けやすくなってしまい、早期に劣化が進む原因となってしまいます。そして、最終的な上塗りの仕上がりを美しく均一に整えるための土台でもあるため、美しい仕上りを確保するためにも重要な工程のひとつです。
上塗りの目的
上塗りの最も重要な役割は、外観の仕上げです。そして、塗膜全体の耐久性を高める最終の保護層として厚みを出し強固な塗膜を形成することで、耐久性や防水性を高めることが最大の目的です。一般的に中塗りと上塗りには同じ塗料を使用することで、ムラがない仕上がりとなります。
3回塗りではない塗装の場合
メーカー指定の塗り回数を守って塗装をおこなうことが大切とお伝えしましたが、外壁や屋根の下地の状態によってはそれ以上塗る場合もあります。
劣化が酷い場合
外壁材・屋根材の劣化が酷い場合は、塗料の吸い込みが激しくなるため仕上りにムラが出てしまいます。それらを防ぐために吸い込みが止まるまで下塗りを2度3度おこなう場合もございます。
デザイン工法
「複層弾性仕上げ」「目地張り付け仕上げ」「サイディング2色塗り分け仕上げ」といったデザイン工法は、3回以上塗装することで、それぞれ機能性やデザイン性を高めることができます。多い場合は5回以上塗るケースもあります。
クリヤー塗装
クリヤー塗装の場合は下塗りが不要となるため2回塗りが基本です。高意匠サイディングなどのデザインを活かしたい場合透明な塗料で塗装いたします。
※クリヤー塗装はサイディングが痛む前の新築から10年以内を推奨されているのでお早めに!!
まとめ
今回は、メーカーの標準仕様を厳守し塗装をすることが重要だとご説明させていただきました。また、標準仕様には塗料の量と乾燥時間もメーカーが指定しております。これらを守らないと塗料本来の性能が発揮されません。発揮出来ないばかりか、塗膜の剥がれ等などの後々不具合が発生する場合もございます。不具合は塗装直後に現れるものではないので基本を守り現場の状況に応じて対応することが大切なのです。
ではドローンを使った屋根&雨漏り診断を倉敷市内の方に限り無料でおこなっております!
真上から見ることは難しい屋根・・・ぜひドローンで現状を確認してみませんか?
◆すまいろう・クラコーの外壁塗装の施工実績はコチラからご覧ください!!
倉敷市近郊で外壁塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り補修・シーリング工事などお住まいに関することならお気軽にご相談ください!!
☎ お電話でのご相談も受け付けておりますのでお気軽にお電話ください