【倉敷市】外壁塗装における無機塗料のメリットをご紹介BLOG

倉敷市地域密着５２年屋根工事・外壁塗装専門ショールーム住彩（すまいろう）です😊

外壁塗装を検討する際に最も重要視しておかなければいけないことは塗料のグレードです。近年注目を集めている現在最高グレードの無機塗料です。無機塗料とは、その名の通り無機物を主成分とした塗料で、通常の有機塗料とは異なる特徴を持ち、長期的に見て多くのメリットがあります。今回のブログでは、無機塗料が外壁塗装においてどのようなメリットをもたらすのかを詳しく解説します。

1.無機塗料とはどのような塗料なのか

無機塗料、有機塗料とありますが、無機物とは生命が作り出したものでなくガラスや鉱石、レンガなどのことで、有機物は生命が作り出す化学物質などのことです。

無機物は、紫外線などで劣化しにくいという性質があり、ビルのガラスや石などは、長年紫外線に当たり続けていても多少は劣化しますが、樹脂系のようにボロボロになって崩れるという事はありません。

また、耐久性の高い無機物ですが固すぎて塗料として使えないので、有機物を混ぜることで塗料として使えるようにした「無機塗料」なのです。純粋な無機物ではないのですが、無機物が配合されているため非常に高い耐候性を持っております。

しかし、無機塗料は何パーセント以上の無機物を配合しなければならないという決まりがないため注意が必要です。耐久性の高い有機フッ素と配合させた無機塗料や主要塗料メーカーの無機塗料を使用することをおすすめします。

2. 優れた耐候性と耐久性

無機塗料の最大のメリットの一つは、その優れた耐候性です。外壁は常に紫外線、雨風、温度変化といった自然の厳しい条件にさらされます。無機塗料はこれらの影響を受けにくく、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。具体的には、通常のシリコン塗料やフッ素塗料などの有機塗料が10～15年程度の耐用年数なのに対し、無機塗料は20年から30年という長い耐久性を持っています。これにより、塗り替えの頻度を減らし、長期的なコスト削減が可能になります。

3. 優れた耐汚染性

無機塗料には、汚れにくいという特徴もあります。無機塗料は、塗膜が硬く、表面が滑らかであるため、汚れが付きにくく、雨によって汚れが自然に流される「セルフクリーニング効果」があります。特に、都市部や工業地帯では排気ガスや埃などの汚染物質が外壁に付着しやすいため、無機塗料を選ぶことで外観の美しさを長期間保つことが可能です。

4. 優れた耐火性

無機塗料のもう一つの重要な特性は耐火性です。無機物は有機物に比べて燃えにくいため、無機塗料を使用した建物は火災に対してより強い耐性を持ちます。特に、近隣で火災が発生した際には燃え移る可能性を低くしてくれる効果もあり、建物や住民の安全を守る上で重要な役割を果たすことができます。

5. 美しい仕上がり

無機塗料は、塗膜が硬く強靭なため、長期間にわたりお住まいを美しく保つことができます。また、塗料自体の発色が良く、高級感のある仕上がりとなるのも大きな魅力です。外壁塗装を行う際に、色や質感にこだわる方には特におすすめの塗料です。さらに、耐久性に優れているため、色褪せや塗膜の剥がれといった問題が発生しにくく、外壁のメンテナンスを少なくすることができます。

6. 長期的なコストパフォーマンス

無機塗料の初期費用は、シリコン塗料やフッ素塗料よりも高くなります。しかし、その耐久性と低メンテナンス性を考慮すると、長期的にはコストパフォーマンスが非常に高い選択肢となります。塗り替えの頻度が少なくなるため、トータルでのコストを抑えることができるのです。特に、10年ごとに塗り替えが必要なシリコン塗料に比べて、20～30年持つ無機塗料は一度の塗装で済むため、長期的な視点で見たときに費用対効果が高いと言えます。

まとめ

無機塗料は、外壁塗装において非常に多くのメリットを提供します。特に、耐久性、耐汚染性、耐火性といった機能面で優れており、長期的なコスト削減や環境への配慮も考慮すると、非常に魅力的な選択肢です。初期投資は少し高めですが、頻繁な塗り替えやメンテナンスが不要になるため、将来的には経済的であり、さらに美しい外観を長期間維持できることから、多くの住宅や建物で採用されています。

外壁塗装を検討する際は、無機塗料の導入をぜひ検討してみてください。その高いパフォーマンスは、お住まいの価値を一層引き立て、長期的な安心をもたらすことでしょう。